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初めての乗車!

2008年6月3日(火)

今日は会社が休みなので、教習は17:40~から3コマ。
初めて車に乗るんで朝からずっと緊張してた。
胃がキュ~ってなる感じ。
ううう~俺ってやっぱ小心者??

まずはAT車
俺はMT教習なんだけど、最初はみんなAT乗るみたい。
教官は30代半ばかな?
笑顔がチャーミング!?な優しそうなお兄さんだった。
では助手席に座ってくださいと言われて乗る。

何故か後部座席にも教官が一人乗る。
「普段は一人なんだけど、今日は二人乗ります。でも気にしないでね~」と。
初めての乗車で普段がどうなのかわからないけど、
本当は教官一人なら一人の方がよかったな・・・・と思った。
だって2人から見られるなんて、緊張も2倍になりそうじゃん。

助手席に座って、教官の運転でしばらく走る。
その間、教官が色々と話しかけてくれる。
「今回は初めての免許ですか?」
(それってやっぱり若くない俺を見ての質問ですよね?)
「でも、なんとなくクルマの感覚はわかりますよねぇ?」
(だから初めての免許だからわかんねぇってばさ。)
挙句の果てには「車動かしたことありますか?」って・・・
(質問おかしくないですかww)
調子にのって「実は少しあります」と言ってしまった俺も俺だけど(爆)

その後、自動車の死角とか停止線の距離感とか内輪差・外輪差の説明を受けて、
周回コースの外側まで行ってから「では交代しましょう」と言われた。
どひゃ~もう乗るの?と思ったけど、仕方ない。
教官さん、死んでも知らんよ・・・・

で、教官の言われたとおりに操作する。
教本は見てたけど、ブレーキ離したら車が動いた。
心臓ビビクン!!すでにビビリが入ってる俺w
そして前進させたりバックしたり・・・そしてついにコースをグルグルと回る。
俺ってば車を運転してるぅぅぅぅ~~すげぇw

途中、カーブでハンドルが遅れて膨らんだ。コースアウト?と一瞬思った瞬間、
「お~とととと」と教官が横からハンドルをまわす。ヒヤっとしたぁぁ。鳥肌・・
その後反対周りも含めて何周か回る。
「少し右側に寄るクセがあるので気をつけてね~」と途中言われた。
まぁ、でも面白かったかな。

続いていよいよマニュアル車。教官はオッサンでちょっと怖そう。
助手席に乗って走り出すなりいきなり質問。ギアチェンジするときはどうするの?と。
「クラッチ踏んでギアチェンジ」と答えたら「そうじゃない。」と教本を取り出して俺に読ませる。
「クラッチを踏むのと同時にアクセルを離し・・・」
「そうなんだよ。あなたからはアクセルって言葉一切出なかったよね~」と。
う・・・いきなり否定から入られた。ちょっと落ち込む。
それから工事帯(障害物)の前で停車して交代。エンジン入れて発進からさせられた。
しかし発進したらすぐ工事地帯があるのに何でここから始まるんだろう・・・

半クラッチが上手くできない感じだったけど、教官がかなり手取り足取り教えてくれた。
クラッチを上げる俺の左足を手で押さえながら「ココでしばらく止めるっ!」とか言ってくれて・・・・
シフトチェンジ時にクラッチ踏んで同時にアクセルを離すというのも、
手を使ってかなり丁寧に教えてくれた。
シフトチェンジのタイミングも言ってくれたおかげで、安心して乗ることができた。
けっこう上手くできたと思う。最初は怖い人かと思ったけど、最後にはいい感じで終わったよ。

その後学科⑨を受けて帰る。
運転って難しいけど楽しいねぇぇ~


■■教習進捗■■
段階:第1段階
学科:5/10
技能:3/15

俺は運転に向いていない・・・

2008年6月4日(水)

仕事終わってから教習所に向かう。マニュアル車2回目。
今日も教官はおじさん系の人。でも優しそうな感じはした。
実際に初めはかなり優しく色々と話しかけてくれた。
今日は周回コースからいったん左の道に入り、
90度右折してからすぐ左側に幅寄せして目標の位置に止まるっていうもの。
う~なんかいきなり難しそうだ・・・・
手本を見せてもらってから交代。

今日の課題は目標位置に止めることなんだけど、
実際にやってみたら、右折の時に速度が速くなってしまい、
曲がりきれずに植栽に突っ込みそうになる。
その瞬間、ガクンと身体が前に飛び出しシートベルトが身体に食い込む。
教官に急ブレーキを踏まれたのだ。はぁ、クルマって怖い。

失敗したら、周回コースを一周して再チャレンジなんだけど、
やっぱり右折のスピードが速くて、
上手く曲がれずに、あとはめちゃめちゃになってしまう。
要領が悪い俺は、右折直前でいったん停止して発進してから右折することになった。
オイオイ・・・発進してすぐ右折なんて、
半クラッチがうまくできない俺には余計難しいじゃんかよぉぉ~

結局、何度もチャレンジするが、
やはり発進時にブオ~ンとスピードが出てしまって右折がうまくできない。
それが原因で、気づいたら目標位置が目前に迫ってて慌ててしまい、
全然幅寄せできてなかったり、車が左向いて突っ込んで止まったり、
停車のための方向指示器なんて出せなかったり・・・
教官がいい加減キレてきているのがわかった。車内の雰囲気サイアク。
俺の運転について直すべきところとかはあまり言ってくれない。
停止位置に止まれないんじゃない、その前の右折がうまくできないから、
ズルズルとダメになってしまうんだってばよぉぉぉぉ~。
幅寄せして停止するだけの課題なら、車まっすぐの状態から始めさせてくれてもいいのに!

そのうちダメの烙印を押されたのか、それ以降は課題を一切やらず、
発進・停止を繰り返しながら周回コースをグルグルと回るだけになった。
ギアをローからセカンドに入れるのが遅いと何度も言われた。
「そんな思い出したようにギアチェンジしても仕方ないだろう」
うう、そんなこと言ったって。。。
「右に寄りすぎ。もっと左を走るように」
「すぐ前しかみていない。もっと先を見るように」
俺は「スミマセン」「スミマセン」ってひたすら言ってるだけだった。

そのうち教官も愛想がつきたのか、運転を交代させられた。
教習終了まで残り20分くらい残っていたが、
その後は延々と教官が周回コースを運転しながら説教じみたことを言うのを、
助手席で黙って聞いているだけだった。表現はやわらかいが内容はキツイ。
「運転は足し算。一桁の足し算ができないと二桁三桁にはいかないんだよ」とか、
「あなたは技量的に危なくてセカンドからサードに入れてとは私からは言えない」とか・・・
かなり馬鹿にされたような感じ。

つうか、やるべきことはわかってるのに身体が覚えていないだけなんだってば!!
だからこそ運転させてもらいたかったけど、結局最後まで運転席には座れなかった。
まだマニュアル車2時間目だよ?
教習って練習する時間じゃないの?
俺って説教聞くためにお金払ってるの?
上の空で教官に返事をしていたが、その間も「これで技能いきなりオーバーだな・・・」とか考えていた。
6月下旬に予定していた海外旅行までに1段階終わらせたかった。
時間をあけていきなり仮免検定なんて無理って思ってたし。
せっかく優先コースで組んだスケジュールも、仕事の都合で1日キャンセルした俺は、
1時間でもオーバーすると旅行前の仮免検定が受けられないスケジュールになっていたから、
「マジで終わった!」と思った。

時間が来て、校舎前に車が止まる。最後は優しく教習簿を渡されたが、
案の定、次の回にも今日と同じ項目番号が書いてあった。。。マジで悔しい。
帰り道はかなり落ち込んでいた。俺は運転には向いていない。
もう免許なんて要らない。教習所も来たくない・・・なんかもうどうでもよくなっていた。


■■教習進捗■■
段階:第1段階
学科:5/10
技能:3/15

続く不安

2008年6月5日(木)

昨日の落ち込みが引きずっていた。
仕事終わったあと、教習所へ向かう足が本当に重かった。
今日は学科の予定だったけど、
この学科を土曜日に変更して、今日は技能を受ければ、
旅行前の仮免検定が復活することに気づき、
キャンセル待ちして技能を受けることにした。

ロビーに座って教習簿を眺める。
やっぱり昨日と同じ科目の番号が書いてある。悔しい。
今日は絶対に通ってやる!と思いながらも、
2段階のページを見ると、
小岩・環七方面/金町・水元方面という記載が・・・
コレは何?でもそっち方面に行くってことだよね?俺の運転で・・・
う~ん、マジでそのうち路上に出るんだな。。。
でも俺、そこまでのレベルになれる気が全然しないよ。
はぁぁぁ。ため息ばっかり・・・

で、時間になった。
教官は同じ歳くらいか少し上の人。顔が濃い。
俺の教習簿を見ていきなり「昨日は何を注意されました?」「何もいわれてないワケないよね」と。
俺が自信なさそうに「半クラが・・・」とか言うと、
「半クラって何?クラッチてそもそも何?」とか色々と聞いてくる。
「エンストは何故起こるかわかる?」とか、質問の仕方がちょっと意地悪。
俺はまともに答えられなかった。教官はあきれてただろう。
それでも無理して優しく接しようとしてるのが伝わってくるのがイタイ。

そのあと、昨日と同じ場所で同じ課題をする。やっぱ失敗。
やはり速度が速いみたいだ・・・もういっぱいいっぱい。
つうか停止うんぬんより、直前の右折でスピードが出すぎてうまく曲がれない。
体制立て直すころには目標位置に迫ってる状態・・・・
当然幅寄せや停止なんてまともにできない。これはまたオーバーかな~と思った。
失敗すると教官は「またやりましょ」と何度も挑戦させてくれる。

何回目だったか、右折後にかなり右寄りだったけど、
強引な幅寄せで目標位置に上手く停止できてしまった。で、もう一回チャレンジ。
少し縁石にふれたけどまあまあ上手く止まれた。
でもね、絶対に偶然って感じなんだよ。またやれって言ってもできないよ・・・

しかし課題はやらなくなった。
そして、1回だけ交差点を曲がって停止線で停止、右折発進というのをやったけど、なんとかできてしまった。
しかし、エンスト後にエンジンかけるときにクラッチだけでなくブレーキも踏むこと、
加速チェンジが終わったらクラッチを離してからアクセルを踏むこと、
停止したらかならずギアをローにすることを何度も注意された。

途中、教官が、
「今日は仕事ですか?大変ですね」
「もう少し早く免許取ればよかった?でも取りたいと思ったときが取り時だから」
とか色々話しかけてくれた。俺も少し余裕が出てきたので話をした。
「クルマって難しいですね。運転する人がみんなすごい人に思えてきました」と言うと、
教官は笑って「自分もそうでしたよ。私、教官やってますけど卒検落ちましたし。」とか、
会話はけっこう楽しかった。

最後に「だんだんコツがつかめてきましたね。でもこれからが本番だから」と励まされた。
渡された教習簿には次に進める用紙が入ってた。これで旅行前の仮免検定復活!
でも次に進める嬉しさより、
こんな下手糞な技術でこの先大丈夫なんだろうかっていう不安が大きくなった。
マジで大丈夫かな・・・


■■教習進捗■■
段階:第1段階
学科:5/10
技能:4/15

完全復活

2008年6月6日(金)

今日も会社帰りに教習所へ。
教官は体格がよくて表情が柔らかい人。30代後半かな。優しそうでよかった。
最初、教官が運転しながら今日の課題を色々と説明してくれる。
「今日は曲がり角をやりますが、曲がるときにはクラッチを完全に踏んでいてください」と。
なんだか簡潔でわかりやすい説明だった。
昨日、あんなに右折で無理矢理半クラで苦労して曲がったのに、
そんなこと一度も言われなかったぞ・・・

教官が一通りコースの見本を見せてくれる。
周回コース中央にある大小の交差点を右折したり左折したりかなりめまぐるしいコース。
その間、クラッチや半クラを多用する。ああああ~もう難しそう。
周回コースに出る手前で交代。
「できるかなぁ~」とつぶやいたら、
「私ができるようにしますから大丈夫です!」と言い切ってくれた。
はぁ。。。この教官、すげぇいい。
めっちゃ頼もしい。緊張してたけどなんかリラックスできた。

で、スタート!最初は周回コースを回る。
昨日言われたローからセカンドのギアチェンジはすぐにできた。今日はこれは問題ない。
かなり意識して発車したらすぐセカンドに、停止したらローに!を徹底した。
その後、周回→交差点→周回と2パターンくらいのコースを繰り返した。
途中、右折と左折を何回も行う。
教官が言ってくれた「曲がるときはクラッチを完全に踏んでください」と、
「スピードが出たなと思ったらクラッチを踏めばいいんですよ」という二つの言葉だけで相当助かった。
これさえ知っていれば、おととい&昨日の課題もすぐにできたんだろうな~と思った。

この教官、教習中は事ある毎にきちんと優しく名前で呼んでくれる。
そして下手糞なのは自分でもわかってるけど要所要所で「そうです!そうです!」とか、
かなり俺を持ち上げる感じで接してくれて、
逆に失敗した時はそれを咎めるのではなく、
「こうすればいいんですよ~」と的確なアドバイスをしながら教えてくれる。
天性なのか、人を教えるトレーニングを積んでいるのか、
とにかくリラックスできて気分よく自分が上達していくのがわかる。
俺の中で、上司にしたい人No.1決定です。。。
あなたを師匠と呼びたいと本気で思った。
で、教官にシフトチェンジが不安だと話しをすると、
周回コースの時に加速チェンジ、減速チェンジに何度もトライさせてくれた。
自分からやったり、教官が合図を出してくれたり。かなり自信がついた。

で、後半は楽しく話をしながら運転ができた。
仕事のこととか、教習所への行き帰りのこととか、
教習の進捗も・・・で、凹んでいるって話もした。
「でも今日で自信が付いたんじゃないですか?」
「これからも凹むことがあるかもしれませんが。。。
 そんな時は私が助けに行きますから大丈夫です」と。
もうマジでかなり頼もしい。この教官はめっちゃいい。

最後は
「問題はありません。でもちょっとハンドル戻すの遅れないようにしてくださいね~」といわれた。
はぁぁぁ。マジで今日はスッキリした。
このO教官にずっと教わりたいって思った!!
追加料金払っても独占契約してくれんかな~と思えるくらい。
これから頑張ろうって、帰り道は晴れ晴れとした気分になった。
俺、完全復活。


■■教習進捗■■
段階:第1段階
学科:5/10
技能:5/15


第1段階最大の壁?

2008年6月7日(土)

今日は朝から教習所♪
8:30~はさすがに早い!でも坂道発進だよ~!
なんかさ、教習で最大のヤマ場って言うし、
眠気も吹っ飛ぶくらいの緊張感だ!!

ちなみに今日は午後から会社に行って仕事をしないといけない。
というワケで、土曜日なのにスーツで教習所へ。
もちろん浮きまくり。別にいいけどね。

で、時間になって配車された番号の車に行くと、
うっっ!なんかコワ面で怖そうな教官じゃん。
難関科目なのに怖い教官に当たっちゃったよぉ~。
どうしよう・・・と思ったけど、
この布袋寅泰似の教官、実は全然怖くなかった。
でも、俺の教習簿見て「遅咲きですねぇ~」って。
ほっとけ!!

しかし、坂道発進は大したことなかった。
半クラから徐々にクラッチ上げていって、
車のボンネットが少し動いた状態になったら、
ハンドブレーキをおろし、アクセルを強めていく。
すると車がスーと前に発進していく。覚えちゃえば簡単簡単♪
何回もやったけど、一度も失敗してない。
俺が成功させる度に教官も「よしっ!」とか言ってくれてるし。
で、時間も余ったのでハンドブレーキ使わない坂道発進を教えてくれて、
何度もチャレンジしたけど、これは1回もうまくいかなかった。あれ!?
「検定ではこれはやらないから・・・」と言ってくれたが、すっげー悔しかった。

学科を挟んでまた技能。教官は何故か緊張している感じがした。
なんかね、ハンドル持つ手が小刻みに震えてる気がする。
何故?と思ったら実はこの時間で教官としてのデビューらしい。
(他の教習所では教官やっていたらしいが)
う・・・教官としての最初の教習で俺なんかに当たってかわいそうじゃない???
あ!思い出した。この教官、俺が始めてAT車に乗ったとき、
リアシートに同乗していた人だと・・・。多分そう。
あの時は、教官としての訓練を受けてる最中だったんだろうね。

この時間の課題は後退。ようするにバック。
前に進むのも自信ないのにバックかよ!う~む。
教習所の車庫のところで、地面の白線(中央線)に合わせて
2~3回チョコチョコってバックした。
ハンドルを切る向きがイマイチわからない。難しいかも。
その後、教官がいきなり外に出て、
他の教習をやってる教官になにやら聞いている。
「まだ慣れてないんですよ、ココの教習」
と車に戻った教官は言った。
このあとどうするのか先輩教官に確認したんだろう。

その後は後退は一切やらず、
いままでの総復習で教習所内を色々と回った。
あれ?時間があったら右折バック&左折バックをやるって言ってなかったっけ?
でも、結局最後まで一度もバックはやらずに時間が来てしまった。
え?こんなんでいいの?って不安が募った。


■■教習進捗■■
段階:第1段階
学科:5/10
技能:8/16

卵料理??

2008年6月8日(日)

今日も技能2コマ。

まずは峡路の進行。
教本で予習をするが、難しそう・・・
クランクやS字でうまく曲がれなかったら切り返すって書いてあるけど、
後退なんてほとんどやってなくて不安だったから超キンチョー!!
配車券見ると、適性検査とシュミレーター担当の教官だった。
優しそうな人だったからちょっと安心。

教官の運転で周回を走りながら、
いままでのところで質問ありますか?と聞かれる。
クラッチの繋ぎが・・・と言うと、
「それは車と会話することが大事ですよ。」と。
なんかメルヘンな人かも?と思ったが、なんとなく意味はわかる気がした。

クランクに入って手本を見せてくれる。やっぱ上手い。
「ではやってみましょう~」と、教官がクランクの出口から入口まで、ガーッと後退で車を動かす。
俺なんか前に進むのも怖いのにバックであっという間に通り抜けてるよ・・・なんか凄い。
で、運転交代してチャレンジ。何回かやってみるが、なんとなく出来てしまった。
その後、S字。「クランクと同じです。外外と通っていきますので。やってみましょう」
と手本を見せてくれないままやってみる。意外と上手くできてしまった。
その後もクランクやS字を何回かやってみるが、切り返すことなくできてしまった。
「遅い速度を作るのはうまく出来てますね。あとは車幅の感覚を身に着けてください」と。

途中、色々と話をする。教官は俺の仕事に興味があるみたい。
「私にはできない仕事ですね・・・」とか、
「適性検査の結果スゴいですね」と言われる。
俺は何が凄いのかよくわからない。

そのまま、この時間は終わってしまった。
なんとなくできてしまったので、
実際に失敗した時の対処をほとんどできずに不安が残った。


次の時間は進路変更と障害物。教官はおじさん系。
「前の時間になんか言われたかい?」と聞かれ、
「距離感と車幅感覚が・・」と言うと、
「そんなもん自分が行きたいと思うところに行けばいいんだよ。
 そういうのゴーイングマイウェイって言うんだよ、ガハハハ~」と。
意味がイマイチわからなかったけど、凄く楽しい人なのかもしれない。

でもね、この人冗談だけじゃなくてちゃんと教えてくれる。
まず、コースを外れたところに車を停めて二人で外に出る。
進んだときにタイヤが何処にくるのか立ってごらんと言われ、
そこまでのタイヤの軌跡を石で道路に描いてくれた。
で、運転席からの距離感とタイヤの軌跡の見え方を見せてくれた。
その後、車内で教本を見ながら進路変更についてのレクチャーを受ける。
最初に、こんなに丁寧に教えてくれるなんて、本当に親切だな~と思った。

俺が運転している間、特に注意されることは無かった。でも、
「○○さんの運転は基本に忠実だけど味付けがないんだよな~」と言われた。
「例えば、卵があって目玉焼きを教えたらそれしか作らないよね。
 たまには玉子焼き作ったりしようよ。ガハハハハ~」って。

なるほどね。俺ってば「教本が全て」と思ってるフシがある。
で、どんな時でも全て同じような操作をしているのかもしれない。
状況によって運転方法やバリエーションも変えていかないといけないんだよね。

だからこそ、この教官が色々と教えてくれる応用チックな操作は本当にタメになった。
特に右左折後のスムーズなクラッチのつなげ方なんて目からウロコ。
曲がった後にス~と車が加速していく。そんなん教本には載ってないし。
その後、信号での発進+右折の時、自分でもビックリするくらいスムーズに車が動いた。

その瞬間、
「ごま油で味付けできるようになったね~。ガハハ~」と。
この教官、凄く好きかも。


■■教習進捗■■
学科:6/10
技能:9/15

エンストばっかり・・・

2008年6月9日 (月)

今日はいままでで最大の5コマ。
これで連続7日間教習所に行ってることになる。
でも意外と疲れていないんだな。不思議。

技能は2時間。
まずは標識と信号に従った運転。
前回の「峡路の進行」で、難しい壁は越えたと(勝手に)思ってたが、
とんでもなかった。
いままでなら注意されないような細かいことまで
一つ一つ注意されるようになった。
「注文したいことがたくさんあるんだな~」
教官が求めるレベルが確実に上がってる。

正直、「標識と信号」なんて、いままでの技能講習でもフツーに実践してる内容なので軽く触れただけ。
あとはひたすら縦横無尽に教習所内を走りながら細部チェック。
クランク、S字、坂道発進もやらされたが、ほぼ上手くいった。
しかしこの時間には、右折・左折前の進路変更時の目視確認ができていないと繰り返し注意された。
「曲がる時に寄せるのも進路変更だよ!何で確認できないのかな~障害物回避の時はちゃんとやってるのに!」と。
はぁ。目視確認のクセをつけなければ。。。

続いて次の時間は交差点の直進と左折。
教官はおととい「後退(バック)」をやった人だった。
しかし、前回とは違ってかなり的確に注意をしてくる。
左折の巻き込み確認を何度も叩き込まれた。
あとはエンストが3回くらい。その原因を分析された。
俺はどうやら半クラッチ時にアクセルを踏みすぎてエンジン数が上がると、
ビビってアクセルを緩め過ぎてしまい、それにつられてクラッチも上がってしまうらしい。
はぁ、そりゃエンストもするわな・・・
ここまで教習進んでるのにエンスト。超恥ずかしい。

その後は学科を2時間。取り立てて何もなかった。
これで学科が全て終了したので、効果測定(確認テストみたいなもの)受けられたんだけど、
今やっても悲惨な点数になると思ったので止めておいた。
何回も受けられるからやっておけばよかったかな・・・


■■教習進捗■■
段階:第1段階
学科:10/10
技能:11/15

目指すべき歳の取り方

2008年6月11日(水)

今日も会社終わってから教習。
会社で、上司や先輩・後輩よりも先にとっとと帰るのは、
なんとなく気が引けるよね~。
終業時間過ぎてるから問題は無いんだけどさ。

今日の課題は「交差点の右折」と「見通しの悪い交差点の通行」。
教官は年配だけど、かなりダンディな人。
口数は少なく、声も小さめ。それで必要最低限のことしか言わない。
でもアドバイスはズバっと的確だったりする。
ほとんど表情は変えないけど、笑う時はすっげ~イイ顔になる。
なんかね、ちょっと高倉健が入ってるかも。
俺もこんな風にクールにカッコよく歳を取りたいな~なんて思った。

途中、障害物避けるときに対向車が来ててブレーキ踏まれた。
普通ならそこで「対向車来てるでしょ~」と注意されると思うんだけど、
何故ブレーキ踏まれたかなんて俺だってすぐにわかる。
この教官は、俺が対向車に気づいたことがわかったんだろう。
あえて余計な注意は言わず、無言で気づかせるって感じ。
それもなんかカッコいいんだよなぁ。

で、そんな教官から指摘されてギクってしたのが、
左右の確認はきちんとしているんだけど、見えていないってこと。
要するに首を振って、確認してるフリをしているだけってことだね。
う~ん、その通りかも。
あと、エンストした時に慌てないようにっていうのと、
発進時に慌ててスピードが速くなってるって言われた。

この時間では坂道発進、S字、クランクを2回ずつやった。
坂道は全く問題ないが、S字で1回縁石に乗り上げ、
クランクで1回左に曲がりきれなかった。
教官に言われるままに切り返したけど、自分でできるかは不安。

ま、そんなこんなで時間が来て終了になった。
発進する時に慌てないようにって念を押されて教習簿を渡された。
すっげ~笑顔。カッコイイなぁ。
なんだ?この人。不思議。


■■教習進捗■■
段階:第1段階
学科:10/10
技能:12/15

自分の車なら・・・

2008年6月12日(木)

今日も会社帰りの教習。
もう、夜の暗い時間帯の教習も慣れてきたよ。
今日の教官はよく学科を教えてくれる優しそうな人。

課題は「踏切の通行」。
踏切のある場所は、以前教習をオーバーした時に課題になった悔しい場所。
周回コースから一度左に外れ、すぐ右折すると踏切があって、
その先に以前苦労した停止位置目標がある。
あの時はココに踏切があるなんて全く気づかなかった。
それだけ余裕が無かったんだね。
今はあの目標位置よりずっと手前にある踏切に、
余裕をもって停まれている。成長したんだろう。

踏切は一時停止して窓を開けるだけなので、2回やっただけで終了。
あとは検定を想定してひたすら細部チェックをした。
曲がる時のスピードが速いと言われた。スピードが速いから、
ハンドル操作や左右の確認(特に左折時の巻込み確認)に、
余裕が無くなっているらしい。
もっと手前で減速して余裕を持って確認しないと・・・

あとは走りにメリハリをつけるようにとアドバイスがあった。
一度もサードに入らず(ってゆうか減速チェンジの余裕がないから最初から入れたくない)、
これも指摘されてしまった。俺ってばビビリすぎだよね。もっと積極的にいかんと。
あと、クランクでの左折でギリギリ大丈夫だと思って、
そのまま突っ込んだらポールに車が触れた。
「○○さん、もしこれが自分の車だったら行きました?」と言われた。
ま、行かなかっただろうね・・・。反省。

一度内側から周回コースに出るときに、左から車が来ててブレーキ踏まれた。
この教習所、極端に言うと周回コースが直角三角形っぽくなってて、
鋭角の所はカーブがキツい。
だから、このカーブの真ん中あたりから周回コースに出る時は、
かなりの角度で左右確認しないといけない。
検定で一発中止になったらもったいないよ~って言われた。
やっぱもう検定を意識して走らないといけないんだね。
って気が引き締まる思いだった。


■■教習進捗■■
段階:第1段階
学科:10/10
技能:15/13

見きわめ&効果測定

2008年6月14日(土)

今日はAT1時間とMT見きわめ。
ATの教官は30代後半にさしかかろうかという感じだがイケメン風でカッコよさげの人。
若い頃はモテてたんだろうな~。助手席から見たら左耳にピアスの穴が2つも開いてる・・・。

最初、段差のところで急発進、急ブレーキの体験をしたあとは、
教習所内のいろんなところをグルグルと走っていく。
しかしATは半クラ状態の遅いスピードを、
ブレーキ緩めるだけで車が勝手に作ってくれるし、
エンストをする心配も無いから、なんだかラクチン♪
(物足りないと思うくらいでないとダメなのかもしれんけどね)

教官はかなり話し好きな人みたいで、AT車の特徴はもちろん、
自分のドライブ体験談やMTとの違い、最近の新しい車の機能なんかを、
2人で笑いも交えながら楽しく話しをした。
話は楽しかったが、俺はここでATの感覚を身に着けてしまったら、
次のMTの見きわめに影響が出るんじゃないかとずっと心配してた。
結局、ATは何の問題もなく終了~。特に運転に関して指摘されたことはなかった。

続いてMTの見きわめ。
教官は以前、卵料理のたとえをしてくれた気のいいおじさん。
俺がシフトチェンジのタイミングがまだつかめないって言うと、
「シフトチェンジを楽しまなきゃマニュアル取る意味ないよ~」って。
いや~、そうだよね。その通りです!
俺ってばシフトをかっこよく変えながら運転してみたいってのもマニュアル選んだ理由の一つだし。
(不純な動機。。。)

その後は仮免検定を想定して教官に言われるところを走っていく。
踏切、障害物、交差点、S字、坂道発進、クランク・・・
どうやらAT車に乗ったことの影響はなく、
俺は意外と冷静に一つ一つを無難にこなしていった。
サードへの加速チェンジ、減速チェンジも問題なくできている。
ただ最後の方で、なんでもない交差点の左折で後輪を乗り上げた。
俺は左折はできるだけ小回りでって意識が強すぎたのかもしれない。
あるいは、左に寄りすぎて内輪差分の余裕がなかったか・・・
やっぱ失敗すると動揺してしまう。。。

ブレーキを何回かに分けて使ったり、左右の安全確認はできてるけど、
もっと教官にアピールするくらい大袈裟にした方がいいってアドバイスがあった。
しかし最後は「まぁ、これくらい運転できれば大丈夫だろうけど」って言われた。
問題なく見きわめ合格!一応、検定に向けた太鼓判を押されたのかな!?

で、効果測定を受ける。94点だった。一応合格。
自信のなかった問題が何故か全部正解で、なんでもない問題を間違えた。
おかしいなぁ。
ま、次はいよいよ検定(仮免試験)だ。。。緊張する。
頑張るぞ!!


■■教習進捗■■
段階:第1段階
学科:10/10
技能:15/15

緊張の仮免試験!(修了検定)

2008年6月15日(月)

いよいよ難関と言われる仮免試験。仕事ずらして会社休んだ。
もうね、前日から緊張しすぎて、時々胃がキューってなる感じがしてた。
やっぱ俺ってば小心者だね。。

検定の受験者は全員で5人(男3人女2人)。
男は3人ともMT、女は2人ともATなので、2組に分かれて検定をやるという。
男は俺以外に、パっと見で俺より年上?の年齢不詳な男性、もう一人はイマ時のカッコいい大学生(N君)。
俺は2番目に乗ることになった。一通り説明を受けて、注意事項をもらい、
教習コース内にある検定待合所へ移動!

検定員は、なんと俺を救ってくれたあの頼もしいO教官。
あの教習以来、O教官とは何度か顔を合わせてるけど、
「こんにちは~」とか「頑張ってますか?」とか笑顔で話しかけてくれる。
この人の教習はあれ以来全然当たらないけど、まさか検定で担当になるなんて。
少し緊張もほぐれた。
しかし、検定の説明を始めたO教官は、いつもとちょっと顔つきが違う。
しゃべりもキリリっとしてる・・・
やっぱ検定ともなると厳しくなるんだな~と思った。プロだしね。
それに、俺以外の二人はこの教官の教習を受けていないかもしれない。
条件は平等じゃないといけないしね。
検定の間は教官に甘える気持ちはやめようと思った。

そうこうしている間に、検定が始まってしまった。
最初は年齢不詳な男性。俺が後部座席に乗る。
(検定時に教習生が後部座席に乗るのは、検定員が不正を行わないようにするためらしい)
運転はぎこちない感じはしたが、一つ一つ丁寧にこなしている。
大きなミスもなくあっという間に終了。

で、ついに俺の番。後ろには3番目に乗るN君が乗った。
もう、エンジンかける手順さえわからなくなるほど頭が真っ白。足はガタガタ震えていた。
こんなんで、アクセルもクラッチもマトモな操作ができるはずがない。でもなんとか車は動かせた(汗)。
教官の指示通りにコースを走り、踏切、指示速度35km/h、右折、左折を繰り返す。
なんとかこなしているようだ。

しかし。。。
交差点で発進右折した時に、なぜか交差点真ん中でエンスト!
うおおおおお~。もう何がなんだかわからない。大パニック!
しかもエンジン入れたら信号が赤に変わった。
これってバックするのどうするの?ってモタモタしてたら、
教官が「そのまま行っていいですよ~」って。もうダメ、俺すっげ~動揺してる。。。
すぐにS字に入る。しかし、ビビってる俺はアクセルを踏む足が安定しない。
時々ブオ~ンってエンジン音が上がってしまう。かと言って弱めるとエンストしそうで怖い。
断続クラッチでなんとか切り抜けるけど、すぐに右折して坂道発進。
しかしここでも、とんでもないことが・・・
いままで教習中に坂道発進は10回くらいはしていて、一度も失敗していないのに、
アクセル&クラッチの足が安定しないからか、
ハンドブレーキ下ろすと車が後ろに下がっていく。
うおおおお~なんじゃこりゃ!!
慌ててアクセルを踏んでも虚しくエンジン音が高まるだけ。
俺は無意識にブレーキを踏んでハンドブレーキ引いてた。
「慌てないでいいですよ」と教官は言ってくれたが、
俺はもう「完全に落ちた」と思って投げやりになっていた。
直前まで心配してたクランクも、なんかどうでもよくなっていて、逆に何も考えずに通り抜けた。
その後、ゴール地点について降車手順をやるが、しばらく放心状態だった。

車を降りると、降りてきた教官が「申し訳ないけど○○さん、もう1回乗ってくれる?」と。
ぎょ!もう1回検定受けろってこと?ここでいきなり不合格宣告?
と、ちょっと一瞬ショックを受けたが、
後部座席にもう1回乗って欲しいという意味だということにすぐ気づいた。
はぁぁ、俺ってばマジで精神不安定・・・・

で、次はN君の番。
坂道発進で少し手間取り、1回エンスト、クランク入口で一回脱輪。
でも慌てずに淡々とこなしていて、なんだか凄いなぁぁと思った。

これで全員終了。
ATの女性も含めて5人で教習コースを横切って校舎へ向かう。
男3人、特に俺と最後のN君は沈んでいた。
「ぜったい落ちましたよ。なんか暗くなっちゃいますよねぇ。」N君は力なくつぶやき、
俺も「笑顔で校舎へ帰りたかったよなぁ」と言いながら、
下向いてトボトボと歩いている感じだった。

ロビーでしばらく待つと、検定受験者は2階の教室に行くよう放送が入る。
教室に行くと一人ずつ呼ばれ、別の場所で合否が伝えられる。
最初の人が帰ってきたとき「合格しました~」と言っていた。
いいな~と思う暇もなく俺が呼ばれる。O教官は、あのときのO教官に戻っていた。
「エンストしたとき動揺してしまっててどうなることかと思ったけど、
 あとはしっかり運転できていましたね。ちょっと左折が膨らみますが・・・あ、合格ですよ。」
こう言われて、俺は「ヨッシャ!」と喜ぶのではなく、「はぁ~。」と安心したって感じだった。
「前、私の教習を受けた時に凹んでます~って言っていたけど、もう大丈夫じゃないですか」と、
教官は、あの時の俺の教習を覚えていてくれた。
しかも俺がたった一言発した言葉まで覚えていた。やっぱすごいね、この人。
坂道発進の失敗は、あのまま下がっていったらやばかったけど、
下がった瞬間にブレーキで止めてやり直したのがよかったみたい。
あれも無意識だったんだけどね・・・・
「次から路上ですから頑張ってください」と言われ、素直に嬉しかった。

次のN君は呼ばれたあとなかなか戻ってこなかった。
一瞬、落ちたのかな?と心配してたけど、
両手で「セ~フ」のポーズを出しながら笑顔で教室に帰ってきた。
女性二人も合格し、これで5人全員合格だった。

次に学科試験。学科は3人ほど人が増えた。おそらく再試験の人だろう。
学科は練習問題をこなしていれば全く難しくもなく合格を確信して帰った。
んんんん。ひとつヤマを越してなんかちょっと気が抜けた気分。
でも次からは路上。おそらく旅行後になるだろう。
2週間くらい時間が開くから心配。でも頑張るぞ!

●これから修了(仮免)検定受ける人へ●
試験中に失敗したらどうしようと考えると間違いなく緊張します。
検定はノーミスじゃなくていいんです。なので、
失敗時の対処法をシュミレーションして臨めばリラックスできると思いますよ。
坂道発進で後退しても、途中でエンストしても大丈夫。
ダメだぁと思ったら、落ち着いてやり直せば良いんです。
教官も、合格させてあげたいっていう気持ちで検定をしているそうですので、
検定員にも救えない致命的なミス(一時停止無視、信号無視、脱輪したまま突破など)を
犯さない限りは、失敗してもやり直せば大丈夫でしょう。
あとは目視確認ですね。特に右左折や進路変更の確認は少し大袈裟に!
減点方式なので、こういう細かいところで減点されていく方がデカい気がします。
俺みたいに途中で投げやりにならないように頑張ってください!


2段階の予約!

2008年6月18日(水)

会社終わった後、2段階の予約を取りに教習所へ。
俺の場合は優先プランだから、2段階全ての教習が一度に取れるんだよね。

旅行前に1時間でも路上に乗ろうかと考えたが、
この後1週間も空いちゃうから、旅行後に路上デビューすることにした。
というワケで2段階のスタートは6月27日、見きわめは7月15日になった。
うまくいけば7月中に免許を手にできそうだ・・・
しかし、休みの日は全て教習所で埋まったよ(鬱)
それに最大で8コマ(最初9コマの予約だった)もある(更に鬱)

ま、頑張るぞ~!!

バリ島の交通事情

2008年6月26日(木)

というワケで旅行から帰ってきました。
バリ島だったんだけどね・・・・
フツーならバリなんて5,6万で行けると思うんだけど、
高~いホテルの高~いプランにしてしまい・・・
オプションも含めたら免許取る金額と同じくらいになった。贅沢すぎ!?
ホテルは1部屋ずつ家みたいになってる独立のヴィラだし、
自分達だけの広い専用の庭もあって、そこにデカいプライベートプールが2つもあった!スゲ~!
で、まだ結婚してないのにハネムーンプラン!!←アホ?
だって追加料金無しで色々特典つくんだよ~。結婚する(してる)かどうかなんて自己申告だし。
2人なんて余裕で入るひょうたん型の大きなバスタブに大量の花びら&高いシャンパンがセットしてあったり、
最終日の夜は自分達だけの庭にたくさんのキャンドル灯して豪華ディナー♪
↑つうかマジで身分相応の旅行をしろってばよw

ま、そんなことを書きたいワケでもなく・・・
バリ島に行っても運転免許のことはちゃんと考えてましたよ~
ココは日本と同じく左側通行。
まだオートマは普及していないようで、
ホテルの送迎車も、俺達が付けた専属ガイド&ドライバーの車も、
免税店やショッピングモールのシャトルバス(ワゴン車)も全部マニュアル車だった。
俺、助手席に座る機会もあったから、すっげ~運転を観察しちゃったよ。

ちなみにバリ島では、俺は絶対に運転できないと思った。
だってね、交通量は日本より多い感じだし、みんな運転が強引。
無理矢理な幅寄せ、割込み、車線変更は当たり前。
対向車来てるのに、中央線はみ出して障害物避けたり追い越しなんかもする。
当然、対向車がそれを避ける(怖すぎ)。
原チャリやバイクの数もめちゃめちゃ多くて、3人乗りや4人乗りも平気でやってる。
ヘルメット被ってない人も多いし、
中学生くらいにしか見えない子供が原チャリ運転してたりする・・・
マジで事故とかないのかねぇ?俺は見てるだけですっげ~怖かった。

DSC00487.jpg
↑もうね、2輪車の巻込み確認とかそういうレベルじゃない(爆)

でも、彼らの運転を見て参考になったのが、
軽~くヒョイヒョイと自然にシフトチェンジすること。しかもかなり頻繁に。
俺にとってシフトチェンジは気合と間合いが必要な操作なのに・・・
力抜いてやるものなんだね。

ま、そんなこんなで明日からは路上。
あれだけ怖い路上を見たんだから、
安全な日本の道路じゃ大丈夫だよね??
頑張ろう・・・でも不安。

路上怖え~

2008年6月27日(金)

今日は初めての路上。
会社終わってから教習所に向かう。
仮免試験以来10日以上も車に乗っていないことに不安を感じていた。
その間、海外旅行なんて行ってて浮かれてたし。
きちんと運転の感覚が身についているんだろうか?
仮免試験の時に交差点の真ん中でエンストした苦い経験を思い出す。
はぁぁ~。路上の危険性よりも、車をちゃんと動かせんの?
という低次元な心配で朝から緊張してた。

教官は初めてMT乗った時に手取り足取り教えてくれたおじさん。
まずは教習所の隅で車の点検をする。
エンジンオイルとか冷却水の水位とか、暗くてほとんどわからなかった。
「これじゃ見えないなぁ。明るければすぐにわかるんだけど」
と、教官もほとんど軽く説明するだけだった。
次に運転席に座ってサイドブレーキやブレーキペダルの点検をした。

「これから路上に出るけど、教習所と違って周りの車のペースは速い。モタモタしてると
クラクション鳴らされたりするけど、向こうが速いんじゃなくて、こっちが遅いんだから、
ある程度流れに乗らないといけないよ。あと、危険を回避したり、右左折や発進のタイミングを
逃さないように、私達教官の言葉がキツくなるかもしれないからね」と。
もう、プレッシャーかけないでよ。緊張するじゃんよ・・・・

「じゃ、その門から出てね」
ええっっ!?このまま路上に出るの?
最初は教官が路上の手本を見せてくれると思ってたから焦った。
「じゃ、行こうか」と教官。
覚悟を決めて発進させようとすると、いきなりブスンとエンスト。あちゃ~

もう、俺はダメかもしれない。と思いつつエンジンをかけようとアタフタしてると、
「こういうときも路上ではさっさとしないといけないね」と突っ込まれた。はぅぅ~。

で、2回目はなんとか発進できて教習所を出る。
最初は路地って感じなんだけどいきなり左側に本物の歩行者が。怖い。
そして中央線のある道路に出た後も、
本物の車、本物の信号、本物の交差点。
はぁ、やっぱ怖い。
でも教官の「次左折ね~とか次の信号右ね~」という指示に従ってなんとか走っていく。

「はいセカンド~」「じゃサードにして」「減速チェンジ~」と、
シフトチェンジのタイミングはガンガンしてくれた。
ギア変えるのも心配ごとのひとつだったから、その点はラクだった。
初めてトップに入れたけど、やっぱタイミングを自分で図るのはまだまだだな~と思った。

途中の路地で左側に車が止まってたから避けようと右側に寄ったら、
右側の家の前に柴犬が伏せの姿勢でくつろいでた。
「そんな寄っちゃダメだよ。犬がいるでしょ!」と教官。
そんなツッコミをされて、何かおかしくて笑えた。
犬は完全に俺の方を見ていて、車が近づいているのにビクともしない。
路上教習の障害物として訓練された犬なのかも。
この道は最初の路上で犬を避ける練習コースになっているに違いないw

でね、路上で一番感じたのは教習所内とスピードの感覚が違うこと。
教習所では30km/h出すと、速いな~って感じたり、
20km/h以上でカーブに入るとちょっと恐怖心もあったけど路上では30km/hが遅いって感じる。
そんなんだから、右左折時にスピードが速すぎると注意された。
だってさ、10km/hくらいの徐行なんて車止まっちゃいそうに感じるんだもん・・・・

あと、信号で発進するときに後ろに他の車がいたりすると、
やっぱエンストしたらどうしようとプレッシャーを感じる。
そして一度、赤信号で発進しようとしてブレーキを踏まれた。
すぐ目の前の信号ではなく、もう一つ先の信号を見てしまっていた。
危ない危ない。
その他にも、俺が踏んでいないのにブレーキが下がっていくのを数回感じた。
おそらく教官が踏んでいるんだろうね。

あっという間に教習所に戻ってきて数回周回コースを走って終了。
なんか怖かったけど楽しかった~。


■■教習進捗■■
段階:第2段階
学科:0/16
技能:1/19

夜の路上教習はやめるべきです

2008年6月30日(月)

路上2回目。
今日も会社終わってからの夜の教習。
楽しみなのと怖いのが半々。
教官はちょっとダンディ入ってるオジサマ系。
前回と同じようなところを教官の指示に従って走っていく。

ん~。どうやら俺ってば車幅の感覚がまだ身についてないみたい。
特に左側。教習中に教官が「ぶつかるよ~」と何度も言っていた。

途中、ココは制限何キロ?ココは対面?一方通行?標識見えた?などと、
どんどん質問してくる。なんかマトモに答えられない。
ウソぶいて適当に答えると「え~本当?」と突っ込まれるしw
しかも2~3回一時停止を無視してブレーキ踏まれた。
標識に注意はしていたつもりだったけど、見えなかった。。。

やっぱ、最初のうちは夜の路上はやめといた方がいいね。
言い訳とかじゃなく、まだ路上自体に慣れてなくて、
視野が狭くて余裕がないから暗いと余計に標識が見えにくい。
ただ、制限が40→30に変わるところで、
速度落として減速チェンジしたら褒められたけどね♪

最後、教習簿を渡されるときに「右左折のスピードが速すぎる」と言われた。
「でもあれくらいのスピードで曲がれなくても困るけど」とも言われた。
どっちなんだよw
自分ではそんなに速いとは思ってないんだけど、速いんだろうね。
気をつけよう。
「今日のことを復習ではなく反省して次に繋げてください」と言われて終わった。
頑張ろう。。。


■■教習進捗■■
段階:第2段階
学科:0/16
技能:2/19
タグ:路上教習

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